今回の研修では、避難生活における健康被害を予防するための「T・K・B」をテーマとしました。笠岡センター長の基調講演では熊本地震の避難所から救急搬送された患者の調査を行い避難所環境整備による健康被害防止が重要であることが強調されました。。

続いて防災の専門家である　竹内先生より避難所運営について、医療支援者への提言を踏まえ、ご講演頂きました。

その後、災害時のリハビリテーション活動や環境整備で多くの活動をされている熊本ＪＲＡＴ佐藤先生より避難所の住環境整備、食支援についてＪＤＡ－ＤＡＴ山田先生、避難所のトイレ環境についてトイレ研究所加藤先生よりご講演頂きました。

講演だけでなく、パッククッキングや段ボールベッド、簡易トイレやマンホールトイレといった災害時の生活環境に係る資機材を体験していただき、要配慮者支援においても避難者目線での環境整備を培う研修であったと、参加者の皆様にも好評でした。