令和4年度第1回市民公開講座を開催しました
- 2022.05.11 |
- 開催場所
- 森都心プラザ
- 開催日時
- 令和4年4月24日
4月24日に令和4年度第1回市民公開講座を開催しました。災害医療と防災につなげることを目的に、近年多発する水害への備えを気象予報士・防災士の早田蛍様(NPO法人防災WEST)に特別講演を行って頂きました。新型コロナ感染症の感染予防に配慮した開催となりましたが、募集定員に達する多くの御参加を頂き、誠にありがとうございました。
まずは災害医療教育研究センターの笠岡センター長より基調講演「災害時の健康被害を防ぐ」と題 し、災害関連死の概要とともに、熊本地震後の救急搬送に関する研究を交え講演致しました。次に、内藤特任助教より「災害による犠牲を防ぐ」と題し、本邦での地震・風水害による犠牲の概要とハザードマップを用いた安全確保の重要性を講演しました。
このような災害医療の知見を防災につなぐ、特別講演「気象災害から命を守るために」を早田様に行って頂きました。坂本町出身の早田様による令和2年7月豪雨の実体験を通した気象用語解説や気象災害への備えはリアリティのあるものでした。加えて、マイタイムラインを作製することで具体的な避難・災害への備えを考える機会になったと参加者にも好評でした。
熊本地震から早6年が経ちました。災害医療教育研究センターでは、熊本地震の経験を今後の備えとすべく、毎年4月に市民公開講座を開講しております。さらに9月の防災週間にも開催を予定しております。当センターの活動にご支援をいただき、皆様方の防災につながる講座を開催して参ります。