熊大災害医療

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活動報告

- Perort -

令和2年度『災害医療についてセンター長と語る会』の終了報告

  • 2020.12.23 |
開催場所
Web(Zoom会議)
開催日時
令和2年9月~12月(5回開催)

新型コロナ禍のため、教育活動が制限される中で、人材養成プログラムの受講生と意見交換を行うことを目的にZoomを用いたWeb会議として企画し開催しました。
令和2年9月~12月の間に計5回開催し、医師・歯科医師特化コースから7名、医療系専門職コースから12名、計19名の参加がありました。
初めに自己紹介を行っていただき、人材養成プログラムの受講動機や進捗状況を共有しました。新型コロナ禍においてもeラーニング受講への影響は少ないと考えられましたが、選択科目である研修会や訓練への参加が難しくなっていると感じました。
続いて、ミニレクチャーとして私がDMAT隊員に登録されて初めて経験した現場出動(土砂災害)についてスライドを用いて説明しました。災害の種類によって求められる医療ニーズに相違があることや安全第一の現場活動が重要であることを強調しました。
最後に、自由討論を行い、参加者から現場出動に関する問題点や今後の研修のあり方など様々な質問が寄せられ、大変有意義な会になりました。
新型コロナ禍という環境に負けることなく、創意工夫して有意義な教育の場を提供していきたいと思います。

災害医療教育研究センター センター長 笠岡俊志