熊本県病院薬剤師会研修会に参加しました
- 2019.06.11 |
- 開催場所
- 熊本大学病院
- 開催日時
- 2019年6月1日
第190回熊本県病院薬剤師会研修会に当センターも後援致しました。
またe-learningコンテンツ・災害薬事講義に以下の5演題を収録させて頂きました。
①「日赤薬剤師の災害救援活動と日赤薬剤師会の取り組み」
日本赤十字社医療センター薬剤部/国際救援部 小林 映子 先生
②「熊本県薬務衛生課における災害対応について」
熊本県健康福祉部健康局薬務衛生課 松元 思乃 先生
③「熊本県薬剤師会の災害対応について」
熊本県薬剤師会常務理事 日本薬剤師会 災害対策委員会 委員長 小林 祐司 先生
④「日本病院薬剤師会における災害時医療対応の現状と今後の展望」
東京大学医学部附属病院薬剤部 日本病院薬剤師会 災害対策委員会 委員長 高山 和郎 先生
⑤「熊本地震から学ぶ災害医療」
熊本赤十字病院 救命救急センター長 奥本 克己 先生
様々な立場での災害薬事に関する講演を聞くことができました。災害薬事コーディネーターの業務や、
卸の方との連携など、薬剤に関わる専門性のを生かした活動がとても印象に残りました。
薬剤需要の把握と無駄のない供給に欠かせない役割だと感じました。
また奥本先生の講演では災害時の病病連携の大切さを改めて理解させて頂きました。
また私自身もPharmacy Disaster Life Support(PhDLS)の研修を受けて参りました。
災害薬事業務に触れられたことはもちろんですが、
薬事トリアージでは、被災者の既往・病態の理解やフィジカルアセスメント
について学んでおく必要性を感じました。
当センターの履修プログラムの募集を開始しておりますが、コンテンツには要配慮者をはじめ、
平時の医療ともリンクする疾患・病態の理解をはじめ
災害時の注意点についても学べるものを目指しております。
災害医療教育研究センター 内藤 久貴(歯科医師)