Activity

活動報告

- Perort -

第2回災害医療ワークショップ

  • 2019.11.11 |
開催場所
熊本大学病院山崎記念館1階研修ホール
開催日時
令和元年11月6日 18:00~19:30

 

11月6日、第2回災害医療ワークショップを開催しました。今回は、東日本大震災や熊本地震、ネパール地震など国内外の多くの被災地に派遣され、薬剤師あるいはロジスティックスとして医療活動に携わってこられた福岡大学薬学部教授、江川孝先生から「災害初動の対応について」ご講演をいただきました。

まず、東日本大震災について、災害関連死の原因区分別では、「避難所における生活や移動中の肉体・精神的疲労が約5割」「病院の機能停止による初期治療の遅れ等が約2割」などの説明の後、超急性期から急性期にかけて医療救護をシームレスに繋ぐことが重要である旨述べられました。

次に、「災害時の法規・関連通知」について解説。災害対策基本法や、災害救助法、国・自治体の防災計画や関係団体の災害研修など、これまで学ぶことの少なかった法規や制度について、体系的に学ぶことができ大変有意義でした。

そして、災害対応の基本であるCSCATTTについて薬事の観点も踏まえて説明。タテの指揮命令系統とヨコの連携の必要性について、熊本地震における阿蘇地域災害保健医療復興連絡会議(ADRO)を例に説明。また、弾性ストッキングの有害事象や被災地域外での保健調剤の事例(Transport)も報告されました。最後に、「災害発生現場情報のひな型(METHAN)、災害活動中に留意すべき事(REMEMBER)、引継ぎと撤収(THANKyou)」を忘れてはならない重要なこととして訴えられました。

災害医療教育研究センター 坂本弘一

 

(今後の予定)

〇11月28日(木)18:00~ 第7回災害医療セミナー

於)熊大病院山崎記念館1階研修ホール

「熊本地震における熊本市民病院の対応」

熊本市民病院院長 髙田明先生

〇11月30日(土)9:00~18:00 阿蘇復興見学ツアー

旧長陽西部小学校、阿蘇大橋跡、阿蘇医療センター(講演、見学)、

〇12月7日(土)~8日(日) 第1回災害医療従事者研修会

於)熊大病院臨床医学教育研究センター1階奥窪記念ホール

講師:厚生労働省DMAT事務局、日本DMATインストラクター他

定員40名

*詳細は、当センターHP(イベント・研修会)をご覧ください

Copyright 2019 熊本大学病院災害医療教育研究センター All Rights Reserved.