第9回災害医療セミナー
- 2020.08.6 |
- 開催場所
- Web配信
- 開催日時
- 令和2年8月5日
第9回災害医療セミナーをZOOMを用いたライブ配信にて開催いたしました。
テーマは「新型コロナウイルス感染症の臨床的特徴と治療」
新型コロナウイルス治療の最前線で活躍されております
国立国際医療研究センター 国際感染症センター国際感染症対策室医長 忽那 賢志 先生
にご講演頂きました。
ウイルスの性質や治療法、またわれわれ医療者の身を守る感染予防についても説得力を持つ内容で、わかりやく解説頂きました。
特に、発症前から感染力を示すと言われる新型コロナウイルスにおける、医療スタッフをはじめとした感染予防の重要性や、拡大予防目的のPCR検査の意義など改めて学ばせて頂けたと感じております。
熊本県に於きましても、感染者数ならびに中等症患者様の増加が目立ち、
集中治療医学会からのデータでも関西圏を中心とし、人工呼吸器装着患者の増加を認めています。
そういった影響もあり、荒尾市民病院 松園先生の講演を中止(延期)とさせて頂き、内容を変更させて頂きました。
新型コロナウイルス治療に尽力されております医療機関ならびに関係者の皆様に対しましても、
この場を借りて感謝申し上げたいと存じます。
今回のセミナーにあたり、募集予定の100名を超える応募を頂きました。
合わせまして参加者の皆様におかれましても、日常業務の後でお疲れの中、
ご参加頂き誠にありがとうございました。
今回のセミナーが皆様方の診療や生活において力となります事を心より祈念致します。
災害医療教育研究センター 内藤